今回ブログを担当するのはmata-neスタッフまりもです!
6月土の根は木こり体験!
だいちゃんが間伐した木で生まれてから死ぬまで使う箸を作ったり、実際に木こりを職業としている人たちと一緒に森に入って間伐を行いました!
また、実際に木こりがやっている間伐の体験をしながら実践者の話を聞き、より「森」を身近に感じました。その上で県の森林組合の方々と静岡県の森の未来を考える、円卓会議では、若者ならではの視点を取り入れた森林の活用アイディアを出し合いました!
<日程>
6月18日(土)19日(日)
<スケジュール>
●1日目
11:30
・mata-neハウス集合
・オリエンテーション
・アイスブレイク
・6月(水無月)とは?紙芝居
・間伐とは?森って?紙芝居
・箸作り
16:00
・温泉
・夕飯作り
・自由時間
●2日目
7:00
・朝食作り
9:00
・木こり体験
・昼食
・静岡県の森の未来について若者と木こりで自由に考えよう!(円卓会議)
・振り返り
16:30
・解散
<1日目内容>
① アイスブレイク
② 箸作り
③ 季節の紙芝居
④ 夕飯作り
⑤ 自由時間
① アイスブレイク
まずはみんなに一歩前アンケート!一人一人がみんなに聞きたいことを質問して、「YES」だったら一歩前へジャンプ
質問タイムが終わったら今度は、全員で協力してクリアする、チームビルディング!
向かい合って座ってもらい、つま先を合わせて、腕を掴み合って
タイミングを合わせて立ち上がって!というミッション。
みんな最初はスムーズに行ったのですが、これに、「声を出さずに」とか、「目を閉じて」などのオプションを加えると崩れてしまい、息を合わせるのが難しそうでした!
最後は全員で息を合わせて!
アイスブレイクで仲良くなったところで
② 季節の紙芝居(まりも)
土の根では毎回恒例で、まりもが季節の紙芝居を行います。
6月の和風月名は、水無月!
・6月は梅雨の時期なのに、なぜ水が無い月と書くの?
・昔の人はどうやって6月を過ごしていた?感じていた?
・神道との関わり
などなど
昔の日本人が大切にしてきた習慣や文化、自然などに触れながら、季節の紙芝居を行いました。
③ 森についての紙芝居(だいちゃん)
間伐体験をするにあたって、しっかりと事前知識も取り入れます!
・間伐って何?
・木こりって何をやっているの?
・今の日本の森林ってどうなっているの?
・戦前と戦後の森の違い
などなど
実際に林業従事者であるmata-neオーナーのだいちゃんが森について教えてくれます。
④ 箸作り
森を知った上で、次はヒノキの素材を使ってお箸作り!!
お箸は日本人にとっては欠かせないものですね!
生まれてすぐに*「お食い初め」のお祝い行事があり
亡くなると骨をお箸でお骨箱に入れる儀式があります。
生まれてから、亡くなった後までお世話になるお箸。大切にしていきたいですよね。
まずは自分が作りたいお箸の素材選びから!
・自分の手に合った長さ
・木の模様
・削りやすさ
などを考慮して選んでいきます。
選び終わったら自分好みの箸にひたすら削っていく!
この作業は削ることだけに集中できて、リラックス時間でもあるんです♪
みんなお喋りしながら夢中で削っていました!
まだみんなこだわりがありそうだけど、一旦中断して温泉へ!
※お食い初めとは
赤ちゃんのお祝いの行事で、生後100日〜120日目頃に「一生食べ物に困らないように」という願いを込めてごちそうを食べさせるまねをする儀式
⑤ 夕飯作り
土の根の食事は、季節の野菜を使ったメニューを毎回考えています!
6月は旬のズッキーニと〇〇を使って夕飯のメニューは〇〇!
⑥ 自由時間
夕飯後は自由時間
みんな自分の箸をもっとこだわりたい!と言ってこの時間帯もお喋りしながら箸作りをしました
<2日目内容>
⑦ 朝食作り
朝食メニューは昨日の夕飯の残りにチーズを足してドリア風に!
⑧ 木こり体験
朝食後は、県の林業従事者が続々と集まってきて、木こり体験が始まりました。
それぞれ集まった人たちの簡単な自己紹介や挨拶を終えて、mata-ne村から徒歩15分くらいのエリアへ移動。
間伐前に全体で危険が潜んでいるところのチェックをして、木こりさんが実際に間伐しているところを説明付きで見た後それぞれチームに分かれて間伐を行いました。
・間伐する木の選定をしてから受け口、追い口を入れる場所を確認、そしてノコギリで切るという流れです。一つ一つの所作をしっかりと確実に行っていくことで、危険を回避しながら安全に木を倒せるということを学びました。また、倒れる際のロープの掛け方が難しい!高いところにロープをかけなくてはいけないのですが、素人ではなかなか時間がかかってしまいました(汗)
このような感じで、プロフェッショナルの木こりさんたちや林業従事者のアドバイスやお話を聞きながら和気藹々と木こりの体験ができました。
⑨ 円卓会議(静岡県の森の未来のアイディア探し)
お昼休憩が終わったら、mata-ne村の森の中で2チームに分かれて静岡県の森の未来の活用方法についてのアイディア出し!
多世代で話し合うからこその色々な意見が飛び交いました!
👇このようなアイディアが出ました!
森で過ごす非日常体験
・平日バージョン
・休日バージョン
こちらのチームはわかりやすいように自ら演じながら説明
⑩ 振り返り
土の根では毎回欠かせない振り返りの時間。今回の体験についてどんなことを感じたのか、などをA4用紙に自由に書いてもらい、発表してもらいます。
森に入って実際に体験するからこそ出てくる真の言葉です。
<筆者感想>
今回mata-neスタッフであるまりもにとっても木こりと一緒に実際の間伐体験をするのは初めて!
木こりさんたちの作業の丁寧さ、危険管理の用意周到さを見て、これが自然を相手にする仕事なんだな、ということを改めて実感しました。
また、今回木こりさんたちが、「普段作業は1人で行うから、みんなが来てくれて一緒にやるのは楽しいね」とおっしゃっていたのを聞いて、私たち若者自身ももっともっと「林業」について興味を持っていかなくてはならないし、みんなが関心を持っていくことで木こりさんたちも自然について伝える楽しさ、を感じてくれるのだなと感じました。
今の私ができることとしては、森に興味を持った上で自ら調べて、「もっと知る」ということ、そして私世代や、もっと若い人たちがどうやったら森に興味を持ってもらえるか考えること。
mata-neでどんどん広めていけたらなと思っています♪
今回も読んでいただきありがとうございました!
学生限定アウトドアプログラム「土の根」とは
●土の根とは
学生向けの野外活動リーダー養成講座。というと固く聞こえるのですが、大自然の中全力で遊びながら自然のこと、環境のこと、日本の昔からの文化を知っていこうよ!というプログラムです。
伊豆半島の大自然を存分に使った自然体験や、 全国から集まる仲間たちとの出会いを通して、人が生長する時に欠かせない大切な「根っこ」の部分を のびのび、じっくりと育てていく。また、参加者全員で作り上げていくプログラムとなっています。
アウトドア初心者・子ども好き大歓迎です!!
●詳細・申し込み URL
<詳細>
■開催日(毎月、詳細は以下のURLから)
■集合場所
・mata-neハウス(電車の方は、修善寺駅からバスで約10分「関野」下車。
そこから徒歩約10分
【mata-neハウス住所】
・静岡県伊豆市梅木167-6
【Googleマップ】
・https://goo.gl/maps/fLxj45tjdzNkAa228
■集合時間
・11:30-12:00の間(昼食はすませてきてください)
※この時間帯の範囲でmataneハウスに着くようにしてください
※遅刻や用事、迷ったなどのトラブルで間に合わない場合は、下記記載のメールアドレスか電話番号に必ずご連絡ください
■宿泊場所
・mata-neハウス内または野外
(プログラム内容によって変更)
寝袋にて各自就寝して頂きます
※寝袋を持ってない方はレンタル1000円
■参加費
・7,000円(前泊の場合は別途)
(食材費✕3食、施設使用料、保険代込み)
■持ち物(詳しくはこちらのURLにある持ち物参考例の写真をご覧ください)
・野外活動に適した靴・服装
・破れてもいい服(洞窟の中が狭いので服が破れる恐れがあります)
・作業用手袋
・雨具
(セパレートが望ましい)
・水筒
・ライト
(ヘッドライトが望ましい:百均で売ってます)
・ナイフ
・寝袋
(有料レンタル1,000円)
・デイバック
・着替え
(必要と思われる枚数)
・防寒着
・アメニティ
(シャンプー、タオルなど)
・メモ帳(学んだことをメモしたい人)
・書類(下記詳細記載)
・帽子
・日焼け止め(機になる方は)
・虫除けスプレー(ダニ・蚊に効くやつ)
・+その月で必要なもの
■書類
当日は下記の資料②③を記入して必ずご持参ください(リピーターの方は②のみでOK)
①コロナウィルス感染予防ガイドライン第5版(よく読む):
①伊豆市新型コロナウィルスガイドライン:
②コロナ事前健康チェックシート(全員持参):
③申し込み表(初回参加者のみ持参):
■スケジュール(変更可能性あり)
<1日目>
・mata-neハウス集合
・オリエンテーション
・アイスブレイク
・季節の紙芝居
・テント張り
・自然体験
・温泉
・夕飯作り(飯盒炊飯)
・焚火・自由時間
<2日目>
・朝食作り
・自然体験
・昼食
・掃除・片付け
・振り返り
・解散
留言